中学野球は硬式と軟式のどちらがいいの?チームの決め方を紹介!

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こんにちは。

 

先日友人から、

小学校から野球をしていた息子が中学生になるが、硬式と軟式のどちらがいいの?

という相談を受けました。

この友人と同じように、中学校に入学するお子さんをお持ちの方は、結構悩むのではないかと思います。

 

そこで今回は、中学野球についてまとめてみました。

 

この記事を読むことで、

・高校球児やプロ野球選手の硬式と軟式の比率は?

・硬式と軟式のメリット&デメリット

・硬式と軟式にはどのようなチームがあるか?

・チームを決めるために絶対にやるべきことは?

が理解できるでしょう。

 

ではどうぞ。

 

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甲子園は硬式、プロは軟式の経験者が多い!

 

まずは、中学時代の硬式と軟式の比率を見ていきます。

 

第90回記念選抜高校野球大会のベンチ入りメンバー全648人(36校×18人)の中学時代の所属チームは、

硬式野球 399人
軟式野球 249人

で、硬式出身者の割合は61.6%でした。

ちなみに2008年の第80回大会に比べて、硬式出身者の割合が約10%ほど増えています。

これだけ見ると、硬式野球出身のほうが甲子園に出場しやすいのかと思いますが、違ったデータもあります。

 

プロ野球投手350人 中学野球の出身内訳(2011年)

硬式野球140人
軟式野球207人
準硬式3人

これを見ると、甲子園の先を見据えた場合、軟式のほうがいいのかなという考えにもなります。

ん~、これだけではどちらがいいのか判断できないですね(笑)

 

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硬式・軟式のメリット&デメリット

 

硬式野球と軟式野球のどちらがいいかは、判断が難しいところ。

そこで、硬式野球と軟式野球のメリット&デメリットを整理して比較していきます。

 

硬式野球(主にシニアやボーイズ)

【メリット】

・自分に合うチームを選択できる。

・高いレベルの野球を経験できる。

・高校と同じ硬式球に早くから慣れている。

・指導者が野球に精通している。

 

【デメリット】

・費用が掛かる。(月謝や道具代、遠征費など)

・地域によっては近くにチームがない。

・送迎やお茶出しなど、チームによっては親の負担が大きい。

・フィジカル面に依存することがある。

 

軟式野球(主に部活)

【メリット】

・学校が道具を用意してくれることもあり、費用が安い。

・中学校の校庭での活動がほとんど。

・硬式より怪我をしにくい。

・テスト前には休み期間がある。(人によってはデメリット?)

 

【デメリット】

・指導者が野球未経験者の場合がある。

・選手のレベルに差がある。

・高校で球の違いに戸惑う。

・野球の実力で学校内での上下関係が生まれることがある。

 

その他、一般的には硬式野球は「攻撃重視」、軟式野球は「守備重視」と言われています。

 

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結局何がおすすめか?

 

硬式野球と軟式野球のメリット・デメリットを説明してきました。

その内容から、選手にとっておすすめの野球を紹介します。

 

①.強豪校で本気で甲子園を目指したい選手

『硬式野球』の一択!

 

②.小学生から野球をしていて上手い選手&親が費用面などでサポートできる

『硬式野球』

 

③.小学生から野球をしていて上手い選手&親が費用面などでサポートしにくい

『軟式野球』

 

④.小学生から野球をしているがレベルは普通以下の選手

『軟式野球』

 

⑤.中学生から野球を始める選手

『軟式野球』

 

基本的にはこのようにおすすめしますが、その子の将来性や本気度によって変わる部分もあります。

そして、親がどれだけ協力できるかも重要になってきます。

ちなみに、軟式野球が劣っているということではなく、硬式野球のほうが成長できる可能性が高いと思っていますのでこのような結果になっています。。

 

硬式と軟式のどちらがいいか判断できたところで、次にそれぞれのチームについて紹介します。

 

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硬式野球は大きく分けて2パターン

 

それでは硬式野球にはどのようなチームがあるか紹介していきます。

 

①クラブチーム

硬式野球のチームは、学校とは関係なく主に土日に活動しています。

チームによってはグラウンドを持っていたり、練習場のみであったり、グラウンドを借りて活動していたりします。

月の会費は5,000円~10,000円がほとんどです。
(その他、年会費や遠征費などが掛かります)

小学生からの経験者が多く、その中でも野球への意識が高い選手が多く集まっています。

そのため、野球のレベルは高いです。

指導者もレベルの高い経験者が多く、プロ野球経験者がいるチームもあります。

 

硬式野球のチームは、リーグに所属しています。

その所属するリーグは、チームによって違います。

・ボーイズリーグ(約610チームが加盟)
・リトルシニアリーグ(約560チームが加盟)
・ヤングリーグ(約80チームが加盟)
・ポニーリーグ(約70チームが加盟)
・フレッシュリーグ(約60チームが加盟)

リーグが違うと公式戦では戦いませんが、練習試合を行うことはあります。

硬式野球の日本一を決める「全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ」での優勝が大きな目標になります。

 

②私立中学校の硬式野球部

数は少ないですが、硬式野球部のある私立中学校もあります。

この硬式野球部も、ボーイズなどいずれかのリーグに所属しています。

指導者のレベルも高く、全国大会で活躍するチームもあります。

私立中学校ですので学費が掛かりますが、部活で硬式野球ができることは有利な面が多いと思います。

 

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軟式野球は大きく分けて3パターン

 

次に、軟式野球のチームを紹介します。

 

①公立中学校

各学校によって違いますが、ほぼ毎日活動することが多いです。

バットや公式戦用のユニフォームは学校が用意してくれるので、選手はグローブとスパイク、練習着などを準備する。

毎月部費を払う学校もあったりするが、部費のかからない学校も多い。
(このあたりは学校や指導者によって様々)

小学校からやっていた子もいるが中学校から野球を始める子もいるため、選手の実力はバラバラです。

また、中学校の教師が監督になるので、未経験者が指導することも少なくない。

そのため野球のレベルが低いこともあります。

 

②私立中学校

最近では、高校野球の強豪校の中等部も野球に力を入れている学校があります。

私立中学校なので学費等は掛かりますが、立派な設備でレベルの高い指導者のもと、野球をすることができます。

また、そのまま強豪校に進学できるので、将来も安定している。

寮を完備している中学校もあります。

 

③クラブチーム

軟式野球のクラブチームもあります。

クラブチームのため会費が掛かりますが、道具代は硬式野球に比べると安く済みます。

公立中学校の部活よりもレベルは高く、硬式野球のクラブチームと同レベルの指導を受けることができます。

チームが少ないため、近くにチームがない場合は遠くまで通う必要があります。

 

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チームを決める前にやるべきこととは?

 

ここまで、硬式と軟式のメリット&デメリットや、チームについて紹介してきました。

あとはどこに所属するかということになります。

これはその選手のレベルや熱意、それに地域性や親の協力度によってだいぶ変わってきます。

硬式のクラブチームに行きたくても、田舎のほうにはそもそもクラブチームがありません。

私立の強豪校に行きたくても、親が認めなければ進学できません。

選択肢が多いほど、どこにしようか悩んでしまいます。

 

そして、

悩みに悩んで決めたチームが、自分のやりたい野球と違っていた!

ということもよくある話です。

 

そのため、もし気になるチームがあるなら、練習と試合を見学することをおすすめします。

というか、絶対に見学しましょう!!

 

見学しないで決めて、あとから後悔している親子を何人か見てきました…。

 

チームの方針や指導者のレベルは、練習と試合の両方を見ることで分かると思います。

また、知ってる子が所属しているチームであれば、その子から話を聞いて情報を得るのも良いでしょう。

 

2年以上お世話になるチームです。

焦らずじっくり、親子で相談しながら最善のチームを選んでください。

 

野球を楽しみながら、心も体も成長できるといいですね。

 


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